第46回 静岡県小児保健学会 に参加し、
伊豆医療支援センターの診療実態、コロナ禍での子供たちの発達に関する支援、など
医療現場、行政の現場、発達支援の現場での講演を聞きました。
発達のレディネスに応じた遊び、言葉が伸びる声掛けの仕方(インリアル法について)、より望ましい行動を増やす声掛けの仕方(ペアレントトレーニング)、親子の愛着を強め自己肯定感をのばす具体的なかかわりなど、
さまざまな手法を学ぶことが出来ました。
生活リズムを整える、睡眠時間を確保する、メディアの規制のみで言語発達やコミュニケーション能力を改善する例も認められているそうです。
【生活リズム】
生活習慣では、食事は3色しっかりとり、鉄分不足にならないようにすること。
生活の基礎となる「からだづくり」では、体幹を鍛えるためにおしり歩きや手押し車を1日1-2分行うとよいこと。
【メディア】
メディアは、2歳までは見せない。9歳までは1時間までに規制し、寝る2時間前には見せないようにすること。
【書字】
書字の練習は「〇」から始め「口」⇒「△」⇒「ひらがなのなぞり」⇒「自分の名前」を書く順序で行うとよいこと。
【自己肯定感】
自己肯定感を伸ばすには、毎朝7秒間ハグをし「大好きだよ。」「味方だよ。」「生まれてきてくれてありがとう。」と伝えること。
などなど、盛りだくさんの内容でした。
発達支援、保護者支援、療育に生かしていきたいと思います。